神様、ご利益あずかりたい!
ふぁ?突然どうしたのじゃ?
やっぱりご利益あやかりたい!
ふぁ?おぬしは一体何が言いたいんだ?
神社の参拝などに行くときに使う言葉、ご利益にあずかる。
僕らのイメージでは神様にお願いする時にこの言葉を心の中や口に出して使いますが、「ご利益にあずかる」の似た言葉で「ご利益にあやかる」があります。
「あずかる」と「あやかる」、言葉の似ていることから言い間違いにも聞こえますが一体、どちらの言葉が正しいのでしょうか?
友人や知人との会話やお子さんの教育に間違った言葉を使って恥をかかないように。
今回はご利益にあずかるとあやかるはどっちが正しいのか?解説していきます。
ご利益にあずかるとあやかるはどっちが正しい?
まずはじめに。
ご利益に「あずかる」と「あやかる」はどちらが正しいのか?について結論から申し上げますと自らが神社へ行き合格祈願や安産祈願など願う場合に使う言葉としては
ご利益があずかる
になります。
「ご利益を~」の一般的な使い方は「あずかる」が正しいですが、ただ「あやかる」という言葉が言葉として間違いという訳でもありません。
「あずかる」と「あやかる」では似た言葉ですが、それぞれ言葉のもつ意味違いますし、「あやかる」を使う事も日常生活の中では存在します。
それぞれの使い方を間違いないためにもまずは2つの言葉の違いと意味をチェックしていきましょう。
あずかるとあやかるの違いと意味について
あずかるとあやかるの違いをわかりやすくするために、まずはそれぞれの意味をご紹介します。
まず「ご利益をあずかる」の「あずかる」は漢字で与ると書きその意味は、
保管する。まかされる。保留するの意
出典:https://dictionary.goo.ne.jp/
になります。
ご利益の意味は
神仏が人間に与えるお恵み
という意味があるのでこの2つの言葉を組み合わせるとご利益を受ける(保管する)という意味になります。
一方、「あやかる」の意味は
好ましい状態にある人の影響が及んで、自分も同じような状態になる。
出典:https://www.weblio.jp/
といった意味があるので、この言葉にご利益の意味を付け加えるとご利益を真似したい、似せたいという意味合いに繋がります。
「あずかる」と「あやかる」2つの言葉の大きな違いをざっくり分けると
あやかる=そうなりたい、便乗
の違いになりますので使う人の状況や状態でこの2つの言葉を使い分けていきましょう。
まとめ
今回はご利益にあずかるとあやかるについてまとめてみましたがいかがでしたが。
どちらの言葉も根底に「願う気持ち」は一緒ですが意味合いは違うので日常生活で使う場合は、注意が必要ですね。
あずかるとあやかるは
- 求める時は(あずかる)
- のっかる時はあやかる
なのでその点を理解して上手な言葉選びを行っていきましょう。
全ての人にご利益を!最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
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