神様、古いお守りは持ち続けるべき?
おっ、突然どうしたのじゃ?
いや、お守り長く使ってるからさ。
そうか、では古いお守りのことについて解説しよう。
いつ購入したかは覚えてなくても自宅や車によくある古いお守り。
初詣の際に新しいお守りを購入したはいいが、自宅や車にお守りがあるといつまで持ち続けるべきか?悩んでしまいますよね。
古いお守りと言ってもお守りには変わりないので下手に処分してバチが当たらないかと何かと悩みがち。
そこで今回は家や車に置いたままの古いお守りは持ち続けるべきなのか?について詳しく解説していきます。
古いお守りは持ち続けるべき?
自宅や車に置いてある古いお守りは持ち続けるべきか?についてまず結論から申し上げますと
持ち続けても問題ない
になります。
一般的なお守りの考え方としては頂いたお守りは1年後に返納すると良いと考えますが必ずしも1年後にお守りを返納する必要はありません。
食品や家庭用品と違い、そもそも目に見えない神様のご加護の効果に期限などがないのでそのまま持っていても問題ないと言えます。
ただ古いお守りは持ち続ければ持ち続ける程、持ち主に代わって災厄を受けるのでご利益効果が失われていくと考えられています。
そもそもお守りとは?
お守り(おまもり、御守り、御守)とは、厄除け(魔除け)、招福(開運、幸運)、加護などの人の願いを象った物品(縁起物)である。護符、御符[1]とも呼ばれる。出典:https://ja.wikipedia.org/
という意味があるので、もし家に古いお守りがある場合は、そのまま大事に持ち続けても良いですが、交通安全や家内安全を考えるのであれば、定期的に交換することをおすすめします。
古いお守りの正しい処分方法
長く持ち続け古くなったお守りを新しいお守りと交換する場合はどのように処分すればいいのか?
ここからは古いお守りの処分方法を解説していきます。
古いお守りの処分方法はというと基本的に
お守りを頂いた場所にお返しする
が一般的です。
年末年始になると多くのお寺、神社では「古紙札納め所(こしんさつおさめじょ)」と書かれた場所があります。
この「古紙札納め所」という場所は役目が終えたお守りの受け入れ場所なのでお守りを頂いた場所に返納する場合は、ここに納めてください。
この時、ただ古いお守りを返納するだけでなく感謝の気持ちを込めてお賽銭なども納めて拝むことをおすすめします。
お守りは人の願いを象った物品なのでこれまでのご加護に感謝を忘れずに、参拝しましょう。
またその他の処分方法としてはどんど焼きがあります。どんと焼きとはお正月のしめ縄やお飾り、書き初め等を燃やす小正月に行われる火祭りの行事ですが、こちらでお守りを処分することが可能です。
ただ地域により開催場所が様々ですし、持ち込みの場合は事前受付が必要になりますのでお寺や神社に前もってお問い合わせしましょう。
返納する場所はどこでもいい?
もしお守りを返納する場所が遠い場合で古いお守りを返納したい場合はどうするのか?
というと選択肢は主に2つで
- 郵送で返納する
- 違う神社、お寺に返納
ことが可能です。
それぞれで返納する仕方が違うので1つ1つ返納方法をチェックしましょう。
その1.郵送で返納する
古いお守りを頂いた場所が遠く、郵送で返納する場合の流れを簡単にまとめると
- 神社、お寺に問い合わせ
- 許可がOKな場合のみお守りを郵送する準備
- 封筒に「お炊き上げ希望」と書き郵送
になります。
郵送でのお守りの返納は基本的に料金は一切かかりませんが、返納する際は必ず神社やお寺の許可を取った後に返納するようにしてください。
普通に考えれば分かることですが、突然、自宅にモノが送られてきたらびっくりしますからね。神社やお寺によって郵送を受け付けない所もあるので事前に確認を取ってから送りましょう。
その2.違う神社、お寺に返納
また違う神社やお寺に古いお守りを返納する場合は、
お寺のお守りの場合はお寺に、神社のお守りの場合は神社に!
が基本です。
神社とお寺は全く違う宗教の為、意味合いが全く異なりますのでお守りを返納する時は神様や仏様に失礼のないように心掛けましょう。
まとめ
古いお守りは持ち続けるべきについてまとめてみましたがいかがでしたが。
初詣や祈願事など行くたびに購入したり頂いたりするお守りは、気付けばい数が多くなってることも少なくありませんよね。
古いお守りは持ち続けても問題ないですが、もしお守りの整理をしたいのであれば、1年を目安に返納を考えてみてくださいね。
全ての人にご利益を!最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
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